いつかヒトになるためのレッスン

人生いったりきたり。

読んだ本とか2019/01

感想書かないと何が書いてあったかすら頭から飛んでしまう…と本棚見て思い知らされたので、今年はちょこちょこ書いていきたいぞ。

(今年の目標の中に本/雑誌/マンガあわせて100冊読むというのを入れているので、今年はたくさん読むぞ〜、そして書くぞ〜)

 

 

・本

 

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

 何か思い立って過去に買ったまま放置していたものをやっと読んだ。会社のアカウンティング研修でバランスシートの読み方を習ったけれど、数字から会社を見比べられるときっともっと別の観点から会社を見つめることができるのだろうなあ、と思った(実際に研修で何社か見たんだけど全然覚えてない)。定量化できるデータっていいですよね。

2chのスレッドで「女騎士、経理になる。」も読んでて、その時はほへー面白いな会計!と思ってたのですが、時間に余裕があるときにちょこちょこ読み直したいな、と思った。会社の会計学ぶよりかは個人の家計が火の車なのをどうにかしたいけど。

 

 

しないことリスト 

しないことリスト (だいわ文庫)

しないことリスト (だいわ文庫)

 

元・超高学歴ニートのphaさんから「消極的な姿勢」を学びたくて読んだ。でもこの人は逆に「なにもしたくない、必要ないことはしたくない」という積極的姿勢が徹底していて、なんかここまでつきつめてるの逆にすごいな、という気分になった。

全体を通して貫徹しているのは「とらわれない」という思想で、一度何か考えてしまうとそればっかりになってしまう自分はぜひ爪の垢を煎じて飲みたい…という気分になってしまった。俗な欲望に囚われまくっている自分は未だ救えずですが、ホントどうしたらいいんだろ。わかんねえな。

 

 

イデアのつくり方

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

 

 尊敬している会社の先輩から読めと言われていたのをなんとなく無視していたら(というか概要を教えてもらったので別に読む必要もなかった)、一年半後越しに別の人からも勧められ、観念して読んだ。本文が60ページくらいしかなかったので一時間弱で読めた。なんで読まなかったんだ。

先輩から教えてもらった「アイデアをつくるための手順」がそのまま載っていたな、というすごく身も蓋もない感想だったのだけれど、80年位前からアイデアの生み出し方の根本はぜんぜん変わらないな、と感心した。

具体的に言うと情報をありったけ集める→つなぎ合わせる→寝かせる(全然違うことをする)→ひらめく、という手順なのだけれど、この「寝かせる」工程の大事さが本当に大事。バックグラウンドで考え続けていると何かひらめくので、考えて放置して別の楽しいことたくさんするの、おすすめ。

 

 

小泉放談

小泉放談 (宝島社文庫)

小泉放談 (宝島社文庫)

 

 いっつも飄々としているキョンキョンの立ち振る舞いが結構好き。職場近くの本屋で平積みされていたものをなんとなく買って読んだらもっと好きになった。昔からいわゆるアイドル然としてない、とても自由な人だったんだなあ、というのも思ったけど、自然体でたくさんの人と接して、たくさんの人と仲良くなって、たくさん笑っていける人生ってほんと気持ちよくて楽しいだろうな、と思った。

あとキョンキョンは他人のいいところを見つけるのが本当にうまいんだろうなあ。物事を悲観的につい見ちゃう自分のクセ、もうちょっとマシにしたい…。

 

 

マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す 「劇薬」の仕事術

マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す 「劇薬」の仕事術

マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す 「劇薬」の仕事術

 

仲いい友人に「最近良かった本あった?」って聞いたときに教えてもらった本。やっぱり自分の権限で自分の信じる手順を踏む、ということが大事というのを読んでそうだよねえ…となった。企画者であればあるほど企画のとおりに進むことを阻害する人は全て敵なのであって、それをどうやってかわすか、どうやって味方を増やしていくか、ということは最低限押さえつつ、「論理より感情に訴える」「仕事はシミュレーションゲーム」などなど、わりと企画を考えるうえでの心構えにも触れてくれていてよかった。

あと「何も学んでいない時は後退していると考えろ」というのも。気をつけます…。

 

 

こう見返すと全然自分小説読んでないな。自分から遠ざかってる気もするけど。

 

・マンガ

カラスのいとし京都めし(1〜3)

カラスのいとし京都めし 1 (Feelコミックス)

カラスのいとし京都めし 1 (Feelコミックス)

 

久しぶりにスマッシュヒットのごはん漫画を掘り当てた感。ぜんぶ京都に実在するお店で繰り広げられる、カラスとハトとその他いろいろのみんなの掛け合いが絶妙。てか京都ってこんな多国籍な料理屋さんあったんだ!という驚きが大きかった。そりゃ日本料理の店しかないなんてことはありえないよな…。 

あいがけカレーの店と餃子やさん行きたい。関西遠征のときを作って読み返そう。

 

 

はらへりあらたの京都めし(1〜3)

はらへりあらたの京都めし (FEEL COMICS)

はらへりあらたの京都めし (FEEL COMICS)

 

カラスのいとし京都めしのひとのデビュー作。あらたが実際は人間なんだけど書くとこの姿になっている、というわけではなくてこの姿のまま存在してるの!?というところに驚きつつ、料理がいちいち美味しそうすぎてほんとお腹が減る。わたしも竹林の中で冬眠したい…でも寒いの嫌だから部屋で冬眠したい。

 

 

恋せよ魔王、愛せよ勇者

恋せよ魔王、愛せよ勇者 (B's-LOG COMICS)

恋せよ魔王、愛せよ勇者 (B's-LOG COMICS)

 

1巻完結。魔王・勇者設定をいじくったものが定期的に読みたくなって読むのだけれど、構成がスッキリしていてさらっと読めた。魔王が嫁、で押すのかと思ったら割とシリアス部分もあり、盛り上がりもあり。Twitterアカウントに上がってるおまけ落書きも結構好き。 

 

 

以上!

積読の中に小説も何冊か混じってるので、それも消化していきたいなと思いつつ、昨年秋くらいに買ったムックがまだ手付かずだったり最果タヒの詩集が積まれたりしているのでちょこちょこ読んでいきたいところ。時間つくるぞ!