いつかヒトになるためのレッスン

人生いったりきたり。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

愛されなかった人が愛すことは可能か

ふたつ前の記事で宮本七生さんの写真展の感想を書いたのだけれど,最近愛すること,愛されることについて考えることが多くなった気がする。 今日は,そのことについて思うところを書いてみようと思う。 (ちなみにその感想記事はこちら↓) seesawseen.hatena…

「君の膵臓をたべたい」―他者との関わりのなかで生きること

ちょっと時間ができたので,家にある本や雑誌類を少しずつ消化している。消化するスピードを上回って本を買ってきてしまうので,全然積み本がなくならない。なんてこった。 この「君の膵臓をたべたい」も,そのとき買ってきた本のうちの一冊。 君の膵臓をた…

宮本七生「曖昧」―曖昧なんてものはないこと

ちょっと前のことになるのだけれど,宮本七生さんという写真家さんの「曖昧」という写真展を見てきた。 宮本さんは,僕が最近まで受講していた編集・ライター向けの養成講座で取材をさせてもらった方だ。「正面」という作品をtwitter上で見かけて,自分も撮…

「察してくれ」というスタンスでコミュニケーションを取ろうとすることの身勝手さ

自慢じゃないけど、自分は自分の意見をストレートに伝えるのが苦手だ。当意即妙に言葉を返すのも苦手だ。 要はコミュ障なのである。 今日は最近諸々上手くいっていないので、言い訳と反省がてらのエントリだ。なので基本的に自分がこじれているのはわかって…

「世界から猫が消えたなら」―思い出を紐付け続けること

生きる,ということは,問いを立て続け,それに答えを紐付け続けていくことだと思う。 なぜわたしは生きるのか。なんのために生きるのか。何がないと生きられないのか。 人はそれぞれ,自分に対して常に問いを課しながら,答えを探し求めて彷徨う。 そのなか…

晩ごはんを一人で食べたくない時が増えてきた

最近,晩ごはんを誰かと食べる機会が増えてきた。 結構前は本当に少なかったのだ。2週間くらいぜんぶひとりでばんごはん,というのも珍しくなかった気がする。めっちゃ自炊を頑張っていたりとかもした。誰かと付き合っているときは流石に週1くらいは一緒に…