早いもので,今年ももう半分が終わってしまおうとしています。社会人になってから歳を経る度に,時の流れがどんどんと速くなっているのを感じます。
現実ではしなければならない(ように思える)ことがたくさんあって,それをしているだけであっという間に時間は過ぎていってしまう。本当にやらなきゃいけなかったことだったのか,そんなことは考える余裕もなくって,だからいらなそうなことを何度もしてしまっている気がして。
そういった日々から少しでも抜け出すために,ちょっと新しいことをしようとする。そして,ちょっとずつなにかを得た気になって,ちょっとずつ成長していく。
でも,勢い良く日々が過ぎていく中で,なんだか寂しいと思う自分も片隅にいるわけで。あたらしいことを取り込みすぎて,自分の芯がどっかいってしまうのではないか,という感じも一方でするのです。
「自分は自分。少しずつ変わっていく自分もまた,自分」と100%の自信を持って常にいられたらいいのですが,そんな自信,自分にはまだ持てないわけで。あがったりさがったり,がたがたしながら生きています。
日々を生きる上で一番大事なのは,リズムだと思うのです。それもただひとつのリズムではなくて,テンポも音色も違ういくつものリズムの掛け合わせ。
それは朝寝ぼけながら聞くラジオの朝番組だったり,お気に入りの定食屋で食べるお昼ごはんだったり,好きな人に言うおやすみだったりします。
異なるリズムがたくさんあるからこそ,そのどれかが突然抜け落ちてもなんとかなるし,生活を続けていけるのです。
色々あってするすると抜け落ちることのある今日このごろ。新しいものを探しにいきたいもんです。